最近の傾向として
リモートワークによる腰痛が多いので
腰痛のことをちょっと。
腰に限らず同一姿勢から結果的に身体に痛みがくる事はよくあります。
リモートワークになって家にいる事が多くなるので同一姿勢が増えるのは必然と言えますね。
南千住三ノ輪あさり鍼灸接骨院でも
その話をよくさせて頂いています。
特に多いのは
座り方によって腹圧を下げ
臀部(お尻)の筋膜、筋肉が硬くなる。
腹圧が下がることで
頭が前に出る。
腹圧が下がり
腰に力が入る。
これらで簡単に腰痛になります。
腰痛の鍵は腹圧が握っています。
同じ作業をしていても
腰痛になる人とならない人がいますよね。
筋肉の量や年齢は関係ありません。
ちょっとしたコツや習慣で身体は変わります。
交通事故 労災
南千住三ノ輪あさり鍼灸接骨院
遅くなりましたが新年のあいさつです。
今年も腰痛、首痛、坐骨神経痛などの整形外科的疾患に対しての施術は
継続して行っていきますが
自律神経の改善に力を入れていこうと考えております。
理由は上記の整形外科的疾患の中に
自律神経の失調が隠されていることが臨床で分かってきたからです。
健康保険適用の急性期外傷などは関係が薄いですが
なかなか治らない、改善がみられないなどの腰痛、首痛、肩こりなどは自律神経の失調が多くみられます。
例えば交感神経優位になると呼吸が浅くなり、胸で呼吸してしまいます。
結果、努力性呼吸つまり過剰な呼吸が多くなり、胸から上の筋活動が増えます。
それが原因で自然に肩(僧帽筋)が凝ってしまいます。
いくら肩こりだからといって僧帽筋を揉みほぐしたところで
また簡単に戻ってしまいます。
この様な患者様には自律神経を落ち着かせ呼吸を安定させることで
僧帽筋の筋活動は減り、自然に肩こりがなくなります。
また去年は更年期や産後、また仕事のストレスにより自律神経を失調された方を
多くみることができました。
患者様によってはあちこち病院に行って悩み、苦しまれていました。
そのような患者様を自分が改善できることに喜びとやりがいを強く感じました。
こんな時代に人に喜んで頂ける仕事ができてとても幸せです。
今年はさらに磨きをかけてより喜んで頂けるように精進していきます。
オキシトシンとは脳内で分泌されるホルモンで
「幸せホルモン」「抱擁ホルモン」「信頼ホルモン」「愛情ホルモン」と呼ばれています。
今回このホルモンを紹介するのは
南千住三ノ輪あさり鍼灸接骨院で行う施術と
密接な関係があるからです。
コロナの影響があるのか分かりませんが
ここ最近、自律神経系でお悩みの患者様が
急激に増えました。
自律神経に不安がある方には特に大切にして頂きたいホルモンです。
このオキシトシンホルモンは100年以上前に発見され、
出産や授乳に関わる女性ホルモンと考えられていました。
しかし、
近年は皮膚接触によりオキシトシン分泌が促される事が分かりました。
現在分かっている効果は
①痛みの緩和。
②精神的ストレスの緩和。
③不安な気持ちを抑え、情緒安定。
④他者に寛容になる。
⑤睡眠を促し、質の良い眠りをもたらす。
⑥血圧、心拍数の低下
⑦アルコール、ニコチンなど依存症状緩和
などです。
どれも自律神経に関わるものばかりです。
当院の自律神経へのアプローチは
持続的で穏やかな接触刺激です。
その刺激により表面の筋肉、関節だけではなく
オキシトシンから神経を通して
身体全体にアプローチしていきます。
上記の症状に不安がある方は
ご相談下さい。
このオキシトシン、実は自分で増やすこともできます。
それは
『ペット、友達、恋人、家族に
愛を与え、愛を受ける』
ことです。
とてもシンプルです。
これが減ったり、できなくなってくると
オキシトシンは減少していきます。
やっぱり「愛」が人には必要なんです。
メリークリスマス!
交通事故 労災 自律神経失調症
南千住三ノ輪あさり鍼灸接骨院
年末年始の予定ですが
休診日は
2020年12月31日(木)と
2020年1月1日(金)まで
年始診療開始は
1月2日(土)〜1月3日(日)で
10時から17時までの予定です。
予約状況により変更の可能性もありますので
予約、問い合わせは事前にお願い致します。
交通事故 労災 自律神経失調症
南千住三ノ輪あさり鍼灸接骨院
呼吸の大切さをつくづく実感する今日この頃。
その理由は11月はじめに久々に喘息と肺炎を患ってしまいました。
今は改善し通常モードで過ごしているのですが
これをきっかけに呼吸の改善を施術に取り入れていくことにしました。
それを簡単に説明します。
まず呼吸の役割ですが、多くの方は
「身体に必要な酸素を取り入れ,
いらなくなった二酸化炭素を排出する。」
ではないでしょうか?
これは半分正解で半分不正解です。
例えば大きく息を吸い酸素を取り入れます。
この時点で血液中の酸素は確かに増えます。
しかし血液の中で酸素が増えるだけでは意味がありません。
重要なことは身体中の細胞に酸素が供給できることです。
特に私は脳に酸素を供給できることを重要だと考えています。
呼吸は脳によってコントロールされ、
呼吸が正しい形に変化すれば脳の機能は上がり、
脳は呼吸を最も良い形にコントロールすることができるようになります。
身体に細胞や脳に酸素を送るにはどうしたらよいか。。。
これには『二酸化炭素』が鍵を握ります。
大きく息を吸う。
この時点で血中のヘモグロビンと酸素が結合し
血中の酸素濃度は増えます。
しかし血中の酸素が増えても脳や細胞に酸素が行き渡らなければ意味がありません。
酸素とヘモグロビンを分離させる働きをもつのは『二酸化炭素』です。
南千住三ノ輪あさり鍼灸接骨院では
脳や細胞に酸素を行き渡らせる呼吸を施術で行っております。
効果としては
①姿勢の改善
②副交感神経優位が優位になりリラックスしやすい。
③手足が温まる
④消化が良くなる
⑤横隔膜に刺激が入り呼吸がしやすくなる。
⑥神経伝導が良くなりスポーツのパフォーマンスが良くなる。
気になる方はご相談ください。
先日瑞牆山を登りました。
そして結果的に今年1番のムチャを…
喘息発作があった状態での
仕事終わり東京出発、車中泊からの登山。
一歩間違えると大事になっていたかなと
今更ながら思います。
「自分の許容範囲」の勘違いからの失敗です。
次に生かさないといけませんね。
やっと回復段階に向かっているので
結果オーライです。
やはりそこそこの精神的、肉体的ダメージを受けないと教訓にはなりませんね笑
今回の自分の経験は
これからの自分の人生に大きく影響を与えるほどインパクトがありました。
詳しく聞きたい方はいらして聞いて下さいね(笑)
瑞牆山はとにかく良かったです。
岩、川、木、葉などの大自然を肌で感じることは私の生きがいです。
この幸福感は残りの人生でどの位感じることができるだろう、、、
南千住三ノ輪あさり鍼灸接骨院
今日、日光白根山に登る。
百名山の一つで栃木県と群馬県の県境にあります。
標高は2578メートル。
高さはあるがロープウェイがあるので
初心者にはとても行きやすい山。
しかし今日は台風の影響で登り口から雨。
4日前からの雨の予報が頭から離れなかった上に
先日車中泊も雨の音がうるさくてほとんど寝られなかった笑
今年7月30日の静岡県伊豆半島にある天城山登山口での事が頭をよぎる。
悪天候で起床時に登るのを諦めた時の事。
その日はかなり悩んだ末、登らない決意をした。
しかしその後しばらくモヤモヤした日が続く。
後で分かった事だけどモヤモヤした原因は
「登る日に限って雨だった」ことではない。
「登山靴を履いて1歩でも登山口から歩かなかった」ことだ。
当然、危険を伴う天候なら即決だが
少なくとも天城山の時は
今日より良かった。
にも関わらずスタート地点にすら立ったなかったことが腑に落ちなかったんだろう。
それだけ「今日は悪い」ということでもある。
雨は絶対避けられない事を覚悟してきた
また天城山の一件で
登らない選択肢にはいきにくかったと思う。
(それでも少し悩んだが笑)
『何とか登りきるぞ』
そんな思いで今日は歩き始めた。
いざ登り始めてみると
意外と気持ち良く感じてしまう。
久しぶりというのもあったが
山の別の一面が映えて見えてきた。
山と言えば景色だったり、紅葉、高山植物、山で作る食事など色々あるが
雨や霧がかかるとそれらの楽しみが一切なくなる。
以前は
それだとつまらなかったり、
行く意味を感じなかったと思う。
おそらく天城山でも脳にそれが映し出されてたのだろう。
しかし今日はそれをとても楽しめた。
降りてきた今は充実感でいっぱいだ。
雨には雨の良さがある。
それを良いと捉えるかは自分次第だ。
少し大人になったのか。
いや、
年齢を重ねただけかもしれない笑
▲小さな紅葉
交通事故 労災
自律神経は南千住三ノ輪あさり鍼灸接骨院
過体重、肥満というのは以前のブログでも書いた通り。
自律神経の続きです。
あさり鍼灸接骨院では
腸と脳の相関関係を大切にしています。
ここで言う腸といえば
大まかに腸の外側の事を意味しています。
腹膜や小腸を包んで支持している腸間膜の事です。
外側はアプローチをすることで変化し改善する事ができるからです。
腸が柔らかくなることが腹圧にも関与し、
腰痛や坐骨神経痛が改善する方がいらっしゃいます。
しかし、最近は腸の中もとても大切だと感じています。
腸の中には細菌が1000種類以上、
数は100兆匹(単位は個らしい)
腸の中では常に珊瑚礁のような生態系を保っています。
▲腸内細菌
さらに腸のみならず口から始まり食道、胃、腸そして肛門、そして身体を覆う皮膚まで細菌は繁殖しています。
この細菌たちが身体に与える影響は研究段階ですが
かなり分かっていることもあります。
腸といえば消化管なので栄養の吸収、またそれに伴い不必要なものの排出
そして免疫に対しても大きく関わります。
腸の調子が悪いと腹痛、便秘、下痢などお腹周りの症状が思い当たると思います。
しかし腸内が与える影響はお腹周りだけではありません。
アレルギー、ぜんそく、自己免疫疾患、心の病気などが関与しています。
ぜんそくといえば私もぜんそくをもっています。
1930年代では学校に1人いるかいないか
1980年代ではクラスに1人の割合、現在は4人に1いるといわれています。
アトピー性皮膚炎や花粉症もかつて稀な病気でしたが、現代では当たり前のように耳にします。
これらが腸内細菌と関連するしている事例が沢山あります。
NHK「人体」では日本でも急増している自己免疫疾患のひとつ多発性硬化症と腸内細菌の関連を取り上げていましたね。
不安症、うつ病、強迫性障害、自閉症などもかつては遺伝子の欠陥や体力の低下と言われていましたが
腸内細菌の影響が注目されています。
消化器の調子と心の関連は身に覚えのある方もいらっしゃると思います。
緊張してお腹が痛くなる。
イライラして胃がむかむかする。
ストレスで胃にポリープができたり最近では安倍晋三元首相の潰瘍性大腸炎など身近でもありますよね。
逆も然り、
お腹の調子が悪くなれば気力もなくなってしまいます。
最近この様な話を院内で話すことが多くなり、細菌に興味をもってくださる方もいらっしゃいます。
どんな運動がいいの?枕はどんなのが?座り方、歩き方など色々聞かれますが
身体の中に入れるものに比べたらどうでも良い事なのかもしれませんね。
「健康を提供し、幸せになって頂く」
という当院のコンセプトでは筋肉、関節の動き、硬さ、運動だけでは難しいです。
自律神経と腸はこれからは間違なくポイントになると思います。
気になる方はご連絡ください。
交通事故 三ノ輪 自律神経
南千住三ノ輪あさり鍼灸接骨院
前回に続き、自立神経関連です。
最近、コロナウィルスの影響で免疫の事が世間を賑わせていますね。
自律神経も免疫に関わります。
免疫とは病気から身体を守るシステムです。
免疫が体外の細菌やウイルス、体内の異物から
体を守ってくれているおかげで、
病気を未然に予防し、また病気になっても治癒し、
健康で過ごすことができます。
その免疫を調整している大元の司令官は、脳の中枢にある自律神経です。
自律神経は、全身の血管や内臓など体の内部環境の働きを
人間の意思に関係なく自動的に調節しています。
▲自律神経の働き
上の写真のように
自律神経には対照的に働く交感神経と副交感神経の2つの神経があり、
交感神経はアドレナリン、
副交感神経はアセチルコリンというホルモンが分泌される事で
情報交換を行なっております。
免疫で大切な白血球の中の顆粒球はアドレナリンのセンサー、
リンパ球にはアセチルコリンのセンサーを持ち
自律神経の司令に応じて数や割合を常に変動させています。
気候の変動や、極端なストレス、寝不足など
自律神経が乱れると免疫システムのバランスが崩れ、
風邪を引いたり、熱がでるなど体調を崩すのが分かりますね。
むしろその反応が普通と言えます。
自律神経はその名の通り自立して働いていますが、
エクササイズなどでコントロールする事ができます。
あさり鍼灸接骨院で自立神経の改善に力を入れています。
お困りの方がいれば気軽にご相談を。
交通事故 労災 自律神経失調症
南千住三ノ輪あさり鍼灸接骨院