遅くなりましたが新年のあいさつです。
今年も腰痛、首痛、坐骨神経痛などの整形外科的疾患に対しての施術は
継続して行っていきますが
自律神経の改善に力を入れていこうと考えております。
理由は上記の整形外科的疾患の中に
自律神経の失調が隠されていることが臨床で分かってきたからです。
健康保険適用の急性期外傷などは関係が薄いですが
なかなか治らない、改善がみられないなどの腰痛、首痛、肩こりなどは自律神経の失調が多くみられます。
例えば交感神経優位になると呼吸が浅くなり、胸で呼吸してしまいます。
結果、努力性呼吸つまり過剰な呼吸が多くなり、胸から上の筋活動が増えます。
それが原因で自然に肩(僧帽筋)が凝ってしまいます。
いくら肩こりだからといって僧帽筋を揉みほぐしたところで
また簡単に戻ってしまいます。
この様な患者様には自律神経を落ち着かせ呼吸を安定させることで
僧帽筋の筋活動は減り、自然に肩こりがなくなります。
また去年は更年期や産後、また仕事のストレスにより自律神経を失調された方を
多くみることができました。
患者様によってはあちこち病院に行って悩み、苦しまれていました。
そのような患者様を自分が改善できることに喜びとやりがいを強く感じました。
こんな時代に人に喜んで頂ける仕事ができてとても幸せです。
今年はさらに磨きをかけてより喜んで頂けるように精進していきます。