スポーツ選手はもちろん、普段から運動していない方も足裏からの感覚情報を頼りに身体が動きます。
また足裏の感覚が鈍かったり、正しく足裏が地面を捉えていないと
身体のバランスが悪くなり、効率の悪い使い方をしてしまいます。
日本理学療法学術大会で発表された論文によれば、
高齢者にとって足の裏の感覚は、
立っているときのバランスをとる際に影響を与えることが確認されました。
つまり転倒は足の指の力よりも足裏の感覚の弱さによって起こる可能性が高いということです。
膝周りの筋力トレーニングだけしても良くならないということです。
荒川区南千住あさり鍼灸接骨院では身体の歪みを整え、腹圧を上げることにより
”楽な身体、疲れにくい身体”を目指していますが
足裏から良くない情報を受けると
やはり悪い時の身体に戻ろうとしてしまいます。
例えば10キロの米袋をマットレスの上で持つとわかるのですがとても重たく感じます。
これは足裏からの情報により体幹や足腰に力が入らなくなるからです。
その後にコンクリートや固い床などで米袋を持つとしっかり足腰に力が入ると思います。
これが「無意識」に働きます。
当院のインソールを靴に入れるとわかるのですが
片足バランスがうまくいきますし肩の可動域も上がります。
これは足裏から正しい情報が脳にいき、効率の良い運動が起こるようになるからです。
身体の予防、パフォーマンスを考える上とても大切な要素になります。