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なぜ腰が痛いのに「頭」を施術するの?

身体はすべてつながっています

「腰が痛いのに、どうして頭を触るんですか?」

当院でも、このような質問をいただくことがあります。

実は、痛みがある場所だけが原因とは限りません。

身体は頭から足先までつながっているため、本当の原因が別の場所にあることも少なくないのです。

大切なのは「どこを触るか」ではなく「なぜ触るのか」

施術にはさまざまな技術があります。

しかし、本当に大切なのは、

「なぜそこに施術するのか」
「その施術で身体にどんな変化を起こしたいのか」

という考え方です。

目的がはっきりしている施術は、身体にとって無駄が少なく、自然な変化を引き出しやすくなります。

腰痛の原因が頭にあったケース

40代のデスクワークの男性。

左側の腰(仙腸関節付近)の痛みが続いていました。

腰だけを検査すると大きな異常はありません。

しかし全身を評価すると、頭蓋のバランスが崩れ、それに伴って背骨全体のバランスが乱れている状態でした。

背骨は本来、衝撃を吸収するクッションの役割があります。

ところが頭のバランスが崩れることで姿勢が乱れ、腰へ負担が集中していたのです。

そこで頭蓋のバランスを整える施術を行ったところ、腰への負担が軽減し、症状の改善につながりました。

頭蓋の中心となる「蝶形骨」

頭蓋にはたくさんの骨がありますが、その中でも重要なのが**蝶形骨(ちょうけいこつ)**です。

蝶形骨は多くの骨とつながる「頭蓋の中心」のような存在です。

また、

  • 自律神経に関わる脳の近くにある
  • 視覚や眼球運動との関係が深い
  • 首や身体全体のバランスにも影響しやすい

と考えられており、当院でも重要な評価ポイントの一つとしています。

強く押さなくても身体は変わる

「施術は強いほうが効く」

そう思われる方も多いですが、実際にはそうとは限りません。

身体は安心できる環境では、自らバランスを整えようとする力を持っています。

そのため、必要以上に強い刺激を加えるのではなく、身体の反応を感じながら優しく触れることで、自然な変化を引き出せる場合があります。

施術前には必ず説明を行います

腰が痛いのに頭を施術すると、不思議に感じる方もいらっしゃいます。

そのため当院では、

  • なぜ頭を施術するのか
  • どのような検査で判断したのか
  • 身体のどこと関係しているのか

をできるだけ分かりやすく説明し、ご納得いただいてから施術を行っています。

安心して施術を受けていただくことも、改善にはとても大切だと考えています。

まとめ

腰痛の原因は、腰だけにあるとは限りません。

身体全体を評価すると、頭蓋や姿勢のバランス、自律神経の働きが影響しているケースもあります。

当院では**「痛い場所だけを見る」のではなく、「なぜその症状が起きているのか」を大切にし、身体全体のつながりを考えた施術**を行っています。

長年続く腰痛や、原因がはっきりしない不調でお悩みの方は、一度お気軽にご相談ください。