ストレスとの関わりで近年注目されているものがあ
ります。
それは”炎症”です。
炎症とは、ホメオスタシス(身体の内部環境を整えるしくみ)を保つための防御反応の一つです。
炎症というと皮膚の痒みや赤みを想像するが、体内でも炎症は起こります。
ことにストレス下では同時多発的に発生します。
この炎症を抑えるホルモンが”コルチゾール”です。
ストレスの慢性化で炎症が連続すると、火消し役のコルチゾールを分泌する副腎がフル回転。
いずれ燃え尽き、疲労を招くことになります。
ストレスというと人間関係など精神的なものを想像することが多いと思いますが
それ以外にも炎症の火種は沢山あります。
寒暖差などの物理的ストレス、
コロナなど感染症による生物学的ストレスもそうです。
なかでも知らない間に炎症源となり、心身を弱らせるのが化学的ストレスです。
胎児のへその緒や臍帯血からは、母体から受け継いだ200種以上の化学物質が検出されるようです。
環境の悪化、化学物質の増加などで、化学的ストレスは増えていきます。
人間関係などの精神的ストレスを一気に減らすのは難しい。
せめて化学的ストレスを減らして、炎症の火種を消し、レジリエンスを高めたいところです。
そもそも炎症は一種の免疫反応です。
基本はポジティブなものだが、
慢性化&同時多発化しますとホルモン分泌や自律神経系が機能不全を起こします。
炎症の火種でとくに問題なのが化学的ストレスとなります。
自律神経失調症
南千住三ノ輪あさり鍼灸接骨院