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自力神経の役割

2025.09.20 | Category: 未分類

以前にもブログにした自律神経について

 

もう少し分かりやすく解説したいと思います。

 

自律神経を構成する交感神経と副交感神経は、

 

二重支配と相反支配という2つの原則で、

 

体内環境を一定範囲内に保つ恒常性(ホメオスタシス)を守ります。

 

二重支配とは、一つの臓器や組織を交感神経と副交感神経がダブルで束ねることを指します。

 

どちらか一方のみが司る臓器は汗腺などの例外を除くとほとんど存在しません。

 

相反支配とは、交感神経と副交感神経が対照的な役割を果たすという意味です。

(人体は超複雑系ですね)

 

 

交感神経は心臓を刺敷して心拍を速め、副交感神経は心臓を抑制して心拍を遅くする。

 

胃腸は交感神経がブレーキを踏んで消化吸収を抑え、副交感神経がアクセルを踏んで消化吸収を進める。

 

スイッチが入るタイミングも対照的です。

 

交感神経は緊張や興奮、危険や恐怖に呼応し、日中の活動時や運動時、ストレス下で積極的になります。

 

副交感神経は安心・安全で平穏な状況に呼応し、食事中や夕方~夜間に心身をリラックスへ誘います。

 

この2系統は別々のルートで全身にネットワークを広げていますが、

 

その中枢があるのは脳の視床下部と前帯状回、大脳辺縁系です。

 

この中枢で交感神経と副交感神経の働き度合いが決められており、

 

神経ネットワークはその情報を末端まで伝える単なるラインにすぎません。

 

ほぼ無意識で働いているので自分の意思でなかなかコントロールできません。

 

しかし知識によって行いが変われば

自律神経の働きが変わります。

 

例えば日中はサングラスをかけるだけで

目の負担が減り交感神経の急激な上昇を抑え、

睡眠の質が変わる可能性があります。

 

小さいな積み重ねがその後の身体を変えていきます。

 

あさり鍼灸接骨院では

身体の悪いところを変えるだけでなく、

患者様に合ったアドバイスをしています。

 

何かあればお気軽にご連絡ください。

 

 

 

TEL0368066122

 

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