人間の身体は、骨と膜組織で形づくられています。
でも胃や腸、など大切な臓器が入っている腹部には骨格はありません。
横隔膜、骨盤底筋、腹横筋という筋肉で囲まれています。
それらの臓器は膜組織に覆われていて風船のように腹腔を包んでいます。
そしてその中にある内臓を守っているのが、腹膜をパンと膨らませているのが腹圧です。
意識をして姿勢を維持をするのは見た目は良いかもしれませんが肩こりや腰痛の原因になります。
当院では「胸を張ってください」「背筋を伸ばしてください」という指導しません。
結果的に疲労が溜まり姿勢が悪くなってしまうからです。
当院では腹圧を上げ、無意識に姿勢が良くなるような身体を目指します。
力みがなく自然に姿勢を保つのが南千住三ノ輪あさり鍼灸接骨院の理想です。
腹圧が下がると身体外側の筋肉であるアウターマッスルが動員せれ、頑張って身体を支えようとします。
その為、疲労がたまり、姿勢の悪化から腰痛になります。
猫背の方は腹圧がさがってしまっている方がとても多いです。
また腹圧が下がると膜が固くなってしまいます。
先日、「ためしてガッテン」でも首肩こりの大本の原因は『筋肉を包んでいる筋膜の滑走性の悪さにある』と紹介されていました。
その筋膜は腹圧が下がると硬くなってしまいます。
肩こりだけではなく、ふくらはぎや腰の張り、腱鞘炎に繋がる腕の張りなどにも同じことが言えます。
赤ちゃんのお腹は張りがあって適度な弾力に富んでいるのに、柔らかい。
触るとポンポン弾むような感触があります。
赤ちゃんは腹筋が弱いのにきちんと歩けます。これは骨格と腹圧によって支えられるいるからと言えます。
人間の身体には動かす目的やそに環境が前もって分かっていいる場合、
それらに合わせて自ら適応しようとする姿勢調節機能を持ち合わせています。
脳幹は道でつまずきバランスを崩した際、身体をもちなおそうと腹圧を上げて下半身を安定させます。
脳幹の機能異常もしくは腹圧が下がっているとこのまま転倒してしまいます。
慢性腰痛や長い間肩こりがある方はこの姿勢調節がうまくいってないと思われます。
南千住三ノ輪あさり鍼灸接骨院では腹圧上昇、脳幹機能改善により痛みの改善、予防、姿勢改善を施術で行っています。